自分が身につけたいものが世の中にそんなに存在していない。
面倒くさがらずに失敗を恐れずに
まず完成イメージの絵を描いて
材料をこの辺かなって集めて(たいていは家のなかにすでに転がっているから驚き)
まち針をさして、形をみて針と糸で縫っていけば、手に入れられちゃうんだ。
自分の手からだ。
型紙とか要らなかった。
材料を買い出しに行く必要もなかった。
針と糸という、とんでもないもの。
欲しいものぜんぶ作れちゃいそうなもの。
小学校のときに図工の先生👨🏫が言っていました。「子どもの時、よく山に行って腰に短いナイフを差して、探検しながらそれを使って楽しんだ。でも、今は刃物を持つことが危険だと遠ざけられてしまった」
男の子たちがおもちゃのエアガンとかカッコいいって楽しそうに振り回していたものだけれど
エアガンじゃ、なにも作り出せないよね。
今わたしの針と糸はとてもドキドキするものです。針と糸だけじゃなくて、裁ちばさみなんかも相当。なんでも切れちゃいそう。結構な重量。生身の人間を傷つけちゃえるようなものなのに、それで装身具を作るなんて。
ドッキドキ。針と糸というとんでもないもの。
自分で作るという果てしない喜び。
P.S.
名前に「糸へん」を持っているわたし。
いつか、ついには、なにか繋げることができたらいいよね。
人と人。天と地。過去と未来。