自分もいつか〇〇さんじゃなくなるんだなぁとふと思った。
「〇〇さん」というのは生まれてから今まで持っている名字のこと。
今まで家族のしあわせのためと思って
やってきたこともたくさんあったけど
もう家族のしあわせのためとかって思う必要はなくて、
いつかわたしは家族とは違う名前になって
違うものの塊(かたまり)として離れて、でも心にはあって
互いに光って 神様らしく光って
生きていくんだなって。
今だって家族とは違う名前を名乗っているよ。呼ばれているよ。
ハンドルネームとか。あだ名とか。
それは十代のわたしにはわかんなかったことだけれど、大学四年生のときのわたしには耐え難いことだったけど
今はなんか、わかった。
幼い頃から、大人になって誰かに選ばれて、誰かを選んで共に生きていくっていうすごそうなことが自分にできるか? って
不安だったけど
今はもう全然不安じゃない。
共に生きていく人が何人でも なにびとでも
旅人でも 人でなくても 猫でもぬいぐるみでも
わたしは選べる。いつだって。今だって。いつかだって。
…と自分もいつか「〇〇さん」じゃなくなるんだなぁ、そしていつか下の名前もなくなって
宇宙に還るんだなぁと。
だからわたしは生きていくし、仲間だって出会いまくりなんだってじんわり思います。